北川

曖昧さ回避 この項目では、滋賀県および福井県を流れる北川について説明しています。そのほかの河川および用法については「北川 (曖昧さ回避)」をご覧ください。
北川
北川 2007年5月16日撮影
若狭町下吉田の井の口橋より上流方
水系 一級水系 北川
種別 一級河川
延長 30 km
平均流量 9.51 m³/s
(高塚観測所 2000年)
流域面積 210.2 km²
水源 三十三間山(福井県・滋賀県)
水源の標高 842 m
河口・合流先 若狭湾(福井県)
北緯35度30分26秒 東経135度44分38秒 / 北緯35.5071度 東経135.744度 / 35.5071; 135.744座標: 北緯35度30分26秒 東経135度44分38秒 / 北緯35.5071度 東経135.744度 / 35.5071; 135.744
流域 日本の旗 日本
滋賀県福井県

地図

地図
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北川(きたがわ)は、滋賀県北西部および福井県南西部を流域とする河川一級水系の本流である。

1981年昭和56年)以来、近畿地方整備局管内(当初は近畿地方建設局)の一級河川水質ランキング1位を保っており、「魚がのぼりやすい川づくり推進モデル河川」として整備されている。

名称の由来

2つの説があり、定かではない[1]

  • 河口に位置する小浜城の北に流れていたので、そのように呼ばれたといわれる。
  • 丹波方面より流れてくる南川に対して、北川と呼ばれるようになったともいわれる。

地理

福井県・滋賀県の県境に位置する三十三間山の東麓(滋賀県高島市今津町狭山)に発し、県境の滋賀県側を南下。国道303号が近づくと西へ流れを転じ県境を越え、小浜市街地の福井県小浜市城内と小浜市雲浜の境界から小浜湾に注ぐ。

災害

  • 1953年9月25日 - 台風13号の接近に伴い集中豪雨。北川の本流、支流で氾濫が発生して1896年以来の大水害となった。死傷者が多数出たほか、川沿いの田畑がほとんど全滅に近い被害を受ける[2]

流域の自治体

滋賀県
高島市
福井県
三方上中郡若狭町小浜市

主な支流

市町村名は流域の自治体。

  • 天増川(滋賀県高島市)源流
  • 寒風川(滋賀県高島市)
  • 河内川(福井県三方上中郡若狭町)
  • 鳥羽川(福井県三方上中郡若狭町)
  • 野木川(福井県三方上中郡若狭町)
  • 遠敷川(福井県小浜市)
  • 江古川(福井県小浜市)  

並行する交通

鉄道

道路

脚注

[脚注の使い方]
  1. ^ “北川の名の由来”. www.kkr.mlit.go.jp. 2019年9月6日閲覧。
  2. ^ 小出博 「高潮と豪雨のために大水害」『日本の水害』p32 東洋経済新報社 昭和29年9月10日

外部リンク

  • 北川 - 国土交通省水管理・国土保全局
  • 北川水系 - 国土交通省近畿地方整備局
一級水系の河川
北海道開発局管轄
東北地方整備局管轄
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