鉄の骨

鉄の骨
著者 池井戸潤
発行日 2009年10月7日
発行元 講談社
ジャンル 経済小説
日本の旗 日本
言語 日本語
形態 四六変型
ページ数 544
公式サイト bookclub.kodansha.co.jp
コード ISBN 978-4-06-215832-9
ISBN 978-4-06-277097-2(A6
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鉄の骨』(てつのほね)は、池井戸潤小説。月刊文芸PR誌IN★POCKET』(講談社)にて2007年5月号から2009年4月号まで連載され、2009年10月7日に同社から単行本が刊行された[1]。2011年11月15日には講談社文庫版が刊行された[2]。第142回直木賞候補作、第31回吉川英治文学新人賞受賞作[3]

2010年7月3日から7月31日まで、NHK総合『土曜ドラマ』枠でテレビドラマ化され、2015年には韓国でリメイクされた。2020年4月18日から5月16日までWOWOW土曜ドラマW』枠において国内では2度目となるテレビドラマが放送された[4]

あらすじ

中堅ゼネコン・一松組に入社して4年目の富島平太はある日突然、業務課への異動を命じられる。大学の建築学科を卒業し、入社以来現場を担当してきた平太にとって、営業を担当する業務課は正に畑違いの部署だった。

着任早々、区役所への挨拶を命じられた平太は、公共工事の最低入札価格や指名入札業者の数に探りを入れる上司と役人とのやり取りにはらはらする。その日の夜の飲み会で平太は、業務課が通称「談合課」と呼ばれる部署であること、談合がなければ建設業界は立ち行かないため談合は「必要悪」であることを聞かされる。

談合は本当に悪なのか、平太の苦悩の日々が始まる。時を同じくして、2000億円規模の地下鉄敷設という大型公共事業の情報が入る。地下鉄工事に関して豊富な知識やノウハウを誇る一松組は独自技術によりコスト的優位に立つが、社内外のしがらみから、一松組そして平太も談合に関わらざるを得なくなる。東京地検特捜部が水面下で捜査を進める中、この大型公共事業の入札が始まる。入札の結果は、そして一松組と平太の運命は。

登場人物

以下、原作に準拠。

一松組

建設部門と土木部門がある中堅ゼネコン。バブル崩壊の激動期を乗り切ったが、不況の波を脱しきれず、業績不振が続いている。「地下鉄の一松」の異名を取るほど実績があり、地下鉄に関する技術やノウハウは世界一である。

富島 平太(とみしま へいた)
大学(建築学科)卒業後、一松組へ入社。現在4年目の若手。信州上田市出身。大手ゼネコンを何社か受けたが、全て不採用だった。突然、専門外の部署である業務課に異動を命じられる。
西田 吾郎(にしだ ごろう)
業務課。一見お調子者だが、仕事のできる男。業務課の実務を支えている。平太の良き先輩。
尾形 総司(おがた そうじ)
常務。将来の社長候補と言われる。平太の業務課への異動を推した。元は、大手ゼネコン・清水組の役員で、一松組の二代目社長を支えるために、初代会長に三顧の礼を以て迎えられた。
松田 篤(まつだ あつし)
社長。創業家出身のボンクラ。
永山 徹夫(ながやま てつお)
54歳。バツイチ。平太の建設現場時代の上司。ずんぐりむっくりした体型。社内では「マンションの永山」と異名を取る。
柴田 理彩(しばた りさ)
業務課の紅一点。勝ち気な性格。
兼松 巌夫(かねまつ いわお)
業務課課長。一見頼りないタイプ。
金本 政志(かねもと まさし)
営業部長。営業畑一筋。ストライプ・スーツにサングラスがトレードマーク。
仁王 龍彦(におう たつひこ)
生産本部土木技術部特殊工法グループ係長。トンネル工事のスペシャリスト。名前の通り、金剛力士を思わせる大男。

白水銀行

一松組のメインバンク

野村 萌(のむら もえ)
平太の彼女。大学のテニスサークルで一緒だったが、付き合うようになったのは互いに社会人になってから。新宿支店の為替係。建設業界の常識に染まっていく平太と心が離れ、同時に銀行的な視点と平太にない大人の魅力を持つ園田に惹かれてゆく。
園田 俊一(そのだ しゅんいち)
新宿支店融資課。萌より4歳年上。マクロ的発想を持っており、萌の知的好奇心を満たす。萌に彼氏がいることを知りながらも好意を持ち、強くアプローチして行く。
育ちの良いエリート銀行マン。一松組とそこに勤める平太を見下している。
高橋 瑠衣(たかはし るい)
萌の同期。園田のことが好き。
江坂 禎治郎(えさか ていじろう)
新宿支店長。一松組への融資を渋る。

建設業界

山本(やまもと)
トキワ土建社長。43歳。5年前に大手ゼネコン真野建設を中途退職し、トキワ土建を興した。
和泉 勇人(いずみ はやと)
中堅ゼネコン上位のタキザワ建設専務。関東の道路工事を仕切る、談合の「ドン」のような存在。
三橋 萬造(みつはし まんぞう)
山崎組の顧問。巨大な公共工事を取り仕切り、「天皇」と呼ばれる業界の大物フィクサー佐久穂町生まれで、平太の母の実家のことも知っている。妻・美津子は城山の妹。古い業界体質を嫌っており、公共工事は公正な競争で決めるべきだと考えており、城山と度々衝突する。
長岡 昇(ながおか のぼる)
大手ゼネコン真野建設の営業部長。JVで地下鉄工事の落札の調整を三橋に頼む。

その他

城山 和彦(しろやま かずひこ)
当選8回を誇る、道路族の大物議員。与党の国対委員長も務めたことがある党の重鎮だが、政治資金に関する生臭い噂が絶えない。
内藤 肇(ないとう はじめ)
東京地検特捜部長。庁内でも一目置かれる実績の持ち主。

書籍情報

テレビドラマ

NHK版

鉄の骨
ジャンル テレビドラマ
原作 池井戸潤
脚本 西岡琢也
演出 柳川強
松浦善之助
須崎岳
出演者 小池徹平
豊原功補
臼田あさ美
カンニング竹山
中村敦夫
陣内孝則
音楽 川井憲次
エンディング moumoon「トモシビ」
国・地域 日本の旗 日本
言語 日本語
製作
制作統括 磯智明
制作 NHK名古屋
製作 NHK名古屋
放送
放送チャンネルNHK総合
放送国・地域日本の旗 日本
放送期間2010年7月3日 - 7月31日
放送時間土曜 21:00 - 21:53
放送枠土曜ドラマ
放送分53分
回数5
公式ウェブサイト
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NHK名古屋放送局制作でテレビドラマ化され、NHK総合「土曜ドラマ」枠で2010年7月3日から7月31日まで放送された。全5回。主演は本作がNHKドラマ初出演・初主演となる小池徹平[5]。2010年7月度ギャラクシー賞月間賞を受賞作。

2007年に間組が自首し大林組の元幹部や清水建設鹿島建設などゼネコン5社の営業担当者が逮捕された、名古屋市発注の地下鉄延伸工事をめぐる談合事件がモデルになっている。

キャスト(NHK版)

一谷組
  • 富島平太 - 小池徹平:土木統括本部営業一課。
  • 遠藤安男 - 豊原功補:土木統括本部営業一課長 → 名古屋支店へ異動(左遷)。
  • 西田吾郎 - カンニング竹山:遠藤の後任として土木統括本部営業一課長代理に。
  • 柴田理彩 - 小谷早弥花:土木統括本部営業一課OL。
  • 竹下庄一 - 秋野太作:土木統括本部営業一課員。元・国土建設省役人。
  • 吉川良哉 - 矢島健一:一谷組専務。
  • 尾形総司 - 陣内孝則:一谷組常務。
  • 松田篤 - 笹野高史:一谷組社長。業界内でも「ゴルフ好きの5代目のボンボン」と認知されている。
  • 永山徹夫 - 大河内浩:平太の現場勤務時の上司。
白水銀行
  • 野村萌 - 臼田あさ美:白水銀行初台支店のOL。平太の恋人。
  • 園田俊一 - 宅間孝行:白水銀行本部・融資審査部勤務。萌に想いを寄せる。
山関組
  • 三橋萬造 - 中村敦夫:山関組顧問。
  • 和泉勇人 - 金田明夫:山関組営業部長。談合を取り仕切る「ボス」。
  • 市原範一 - 真実一路:山関組社長。
真屋建設
トキワ土建
  • 山本勲 - 高橋一生:脱談合を社是に掲げる若き社長。
  • 榊原保 - 渡辺哲:トキワ土建営業本部長。
一谷・真屋・山関と共に談合をするグループ
  • 田中勝 - 田中実:三沖建設営業課長。
  • 牛島雅彦 - 草見潤平:岩波工務店営業課長。
  • 岸原薫 - 菅原大吉:村河建設営業課長。
  • 社長 - 沼崎悠阿部六郎:建設会社社長。
その他の人々
  • 細井 - ヨシダ朝:国土建設省・東部地方開発局の担当官。(第1-2話)
  • 三橋満子 - 高林由紀子:三橋萬造の妻。(第1・3-5話)
  • 城山和彦 - 北村総一朗:衆議院議員。建設族の大物議員。(第2話より)
  • 坂元敦志 - 寺島進:一谷組の下請け会社、坂元舗装の社長。(第2話)
  • 富島八重子 - 松田美由紀:平太の母親。岐阜県郡上八幡で美容室を経営。(第2-3・5話)
  • 北原慎二 - 小市慢太郎:東京地検特捜部検事。ゼネコン汚職の主任検事。(第3話より)
  • 長岡妙子 - 烏丸せつこ:長岡昇の妻。(第4話)
  • 内藤肇 - 多田木亮佑:(第4回)
  • メーカーの社員 - 近江谷太朗:一谷組の取引メーカーの社員。(第4話)

スタッフ(NHK版)

放送日程(NHK版)

放送回 放送日 サブタイトル 演出 視聴率
第1回 7月03日 談合課勤務を命ず 柳川強 6.4%
第2回 7月10日 生き残りゲーム 松浦善之助 5.5%
第3回 7月17日 地下鉄争奪戦 柳川強 5.1%
第4回 7月24日 誰にも言えない 須崎岳 6.1%
第5回 7月31日 最後の入札 松浦善之助 4.4%
平均視聴率 5.5%(視聴率は関東地区ビデオリサーチ社調べ)
NHK 土曜ドラマ
前番組 番組名 次番組
チェイス〜国税査察官〜
(2010.4.17 - 2010.5.22)
鉄の骨
(2010.7.3 - 2010.7.31)
チャンス
(2010.8.28 - 2010.10.2)
土曜ドラマ
※ 特記がない限りは21時放送、「*」…20時放送。「★」…22時放送。
 
第1次(1975年 - 1984年)
1975年 - 1979年

遠い接近 - 中央流沙 - 愛の断層 - 事故 - この町の人 - 愛染かつら - 生ける人形 - 浪華悲歌 - 限りなき前進 - 男たちの旅路(第1部) - 花に棲む - 寺島町奇譚 - 紅い花 - 閃光の遺産 - 高層の死角 - 轢き逃げ - 暗い落日 - 男たちの旅路(第2部) - 堂々たる打算 - およね平吉時穴道行 - 終りなき負債 - もしも・あの時 - 棲息分布 - 最後の自画像 - 依頼人 - たずね人 - 男たちの旅路(第3部) - 虹の花 - 優しい時代 - 兄とその妹 - 出来ごころ - 人情紙風船 - 十字路 第一部 - 天城越え - 虚飾の花園 - 一年半待て - 火の記憶 - 十字路 第二部 - 阿修羅のごとく - 死にたがる子 - 血痕追跡 - 四角な船 - 失楽園'79 - 大阪親不孝通り - 大阪発-あした - 男たちの旅路(第4部) - 素直な戦士たち

1980年 - 1984年

阿修羅のごとく パート2 - 離婚 - 天才画の女 - 空白の900分―国鉄総裁怪死事件― - 暁は寒かった―誰かが母を殺した日― - さらばきらめきの日々 - 魂の夏 - 蛇蝎のごとく - わが青春のブルース - 踊る - 君はまだ歌っているか - タクシー・サンバ - 価格破壊 - けものみち - 大阪ドン・キホーテ - 横浜物語 - 遠雷と怒涛と - 噂になった女たち - 私の父の反乱 - 希望 - 翔べ!南十字星号 - 追跡 - 白き抗争 - 欲望 - 日だまり - 波の塔 - 話すことはない - 華族の女 - わたしの名は女です - 青春スクランブル

 
第2次(1988年 - 1998年)
1988年 - 1989年

結婚する手続き - カイワレ族の戦い - 十九歳 - ときめき宣言 - 翔べひよっ子 - 夕陽をあびて - 兄弟 〜あにおとうと〜

1990年 - 1994年

別の愛 - 家族の値段 - 恋愛模様 - 理想の男性 - 新十津川物語 明治編 - チロルの挽歌 - - 新十津川物語 大正編 - 新・王将 - オバサンなんて呼ばないで! - 恐怖の航海 - 潮風のサラ - 春むかし - 新十津川物語 昭和編 - 愛を忘れないで - 流れてやまず - 地球をダメにする50のかんたんな方法 - パパ嘘だと言って - 推定有罪 - とおせんぼ通り - 欅の家 - 大草原に還る日 - 私が愛したウルトラセブン - 消えた金塊ブリンクス・マット強奪事件 - パパとアリスの奮戦記 - ミス・ローズ・ホワイトの秘密 - 春の一族 - 系列(パート1) - オバサン、咲いた! - 三十三年目の台風 - がんばらんば 〜平成の島原大変〜 - 勇士たちの帰郷 - 街角 - エトロフ遥かなり - 愛が聞こえます - 聞こえるかい心の歌が - 五右衛門 - 銀行 男たちのサバイバル - 否認 - 幸福の条件 - 米田家の行方 - 北山一平 アイラブ人生 - 黄昏の甘い恋歌ときめき御用達・おぼっちゃまは元気印! - 系列(パート2) - 秋の一族 - 和菓子の味 - 妻よ

1995年 - 1998年

もうひとつの家族 - ゼロの焦点 - 放送記者物語 - 涙たたえて微笑せよ-明治の息子・島田清次郎 - 鏡の調書天使が街にやってきた - 家族旅行 - 天上の青 - 遠い国からの殺人者 - 八月の叫び - 刑事 蛇に横切られる - 新宿鮫 〜無間人形〜 - メナムは眠らず - されど、わが愛 - 天空に夢輝き 〜手塚治虫の夏休み〜 - やらまいか! - 夏の一族 - ストックホルムの密使 - 百年の男鯉のように百年生きろ - 一日三回食後に服用・よひんびん物語 - 大地の子 - 最後の弾丸 - 官僚たちの夏 - ランタナの花の咲く頃に - 水辺の男 - ぜいたくな家族 - 照柿 - 病院 - ちいさな大冒険 - 我等の放課後 - 秋の選択 - 憲法はまだか - 女にも七人の敵 - 新宿鮫 〜屍蘭〜 - おごるな上司! - うどんとビデオ - いのちの事件簿 〜福祉の最前線でケースワーカーは今〜 - 風のねがい - もうひとつの心臓 - 女たちの帝国 - 唄を忘れたカナリヤは… - 生前予約〜現代葬儀事情 - スズキさんの休息と遍歴 - 熱の島で〜ヒートアイランド東京 - 極楽遊園地 - 流通戦争 - 新宿鮫 〜毒猿〜 - 黄昏流星群〜恋をもう一度 - 風になれ鳥になれ - ラスト・イニング

 
第3次(2005年 - 2011年)
2005年 - 2009年

クライマーズ・ハイ - 氷壁 - 繋がれた明日 - マチベン - ディロン〜運命の犬 - 人生はフルコース - 新・人間交差点 - クライマーズ・ハイ(再) - 魂萌え! - ウォーカーズ〜迷子の大人たち - ディロン〜クリスマスの約束 - ちゅらさん4 - スロースタート - ハゲタカ - 病院のチカラ〜星空ホスピタル〜 - こんにちは、母さん - 新マチベン 〜オトナの出番〜 - 勉強していたい! - ジャッジ 〜島の裁判官奮闘記〜 - ひとがた流し - フルスイング - 刑事の現場 - トップセールス - 監査法人 - 上海タイフーン - ジャッジII 島の裁判官 奮闘記 - 刑事の現場(再) - 遥かなる絆 - 風に舞いあがるビニールシート - リミット -刑事の現場2- - 再生の町 - チャレンジド - 外事警察

2010年 - 2011年

君たちに明日はない - チェイス〜国税査察官〜 - 鉄の骨 - チャンス - TAROの塔 - チャレンジド 〜卒業〜

 
第4次(2013年 - )
2013年
2014年
2015年
2016年
2017年
2018年
2019年

母、帰る〜AIの遺言〜 - みかづき - 浮世の画家 - デジタル・タトゥー - サギデカ - 少年寅次郎 - みをつくし料理帖スペシャル

2020年

心の傷を癒すということ - 三浦部長、本日付けで女性になります。 - 路〜台湾エクスプレス〜 - 天使にリクエストを〜人生最後の願い〜 - ノースライト

2021年
2022年
2023年
2024年
 
土曜ドラマスペシャル(2011年 - 2013年、2017年 - 2019年)
2011年

神様の女房 - 使命と魂のリミット - 蝶々さん〜最後の武士の娘〜 - 真珠湾からの帰還

2012年
2013年

メイドインジャパン - 火怨・北の英雄 アテルイ伝(BSプレミアムの再放送)

2017年
2018年

炎上弁護人

2019年

ベトナムのひかり〜ボクが無償医療を始めた理由〜

カテゴリ カテゴリ

WOWOW版

鉄の骨
ジャンル テレビドラマ
連続ドラマ
原作 池井戸潤
脚本 前川洋一
監督 鈴木浩介
北野隆
出演者 神木隆之介
中村獅童
土屋太鳳
小雪
柴田恭兵
向井理
石丸幹二
内野聖陽
皆川猿時
宮川一朗太
木下ほうか
長谷川朝晴
橋本良亮A.B.C-Z
小手伸也
利重剛
六角精児
宮崎美子
西岡德馬
音楽 羽岡佳
国・地域 日本の旗 日本
言語 日本語
製作
プロデューサー 青木泰憲
内丸摂子
製作 WOWOW
放送
放送チャンネルWOWOWプライム
放送国・地域日本の旗 日本
放送期間2020年4月18日 - 5月16日
放送時間土曜 22:00 - 23:00
放送枠連続ドラマW
放送分60分
回数5
公式ウェブサイト
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WOWOW連続ドラマW」で2020年4月18日から5月16日まで全5回で放送された[6]。主演は神木隆之介[6]

キャスト(WOWOW版)

スタッフ(WOWOW版)

放送日程(WOWOW版)

各話 放送日
第1話 4月18日
第2話 4月25日
第3話 5月02日
第4話 5月09日
第5話 5月16日
WOWOW 連続ドラマW 土曜オリジナルドラマ
前番組 番組名 次番組
パレートの誤算
〜ケースワーカー殺人事件
(2020年3月7日 - 4月4日)
鉄の骨
(2020年4月18日 - 5月16日)
大江戸グレートジャーニー
〜ザ・お伊勢参り〜
(2020年6月6日 - 7月11日)
週1回
(2008年 - 2014年)
2008年
2009年
2010年
2011年
2012年
2013年
2014年
週2回
(2014年 - 2022年)
土曜オリジナル
2014年
2015年
2016年
2017年
2018年
2019年
2020年
2021年
2022年
週2回
(2014年 - )
日曜オリジナル
2014年
2015年
2016年
2017年
2018年
2019年
2020年
2021年
2022年
2023年
  • ギバーテイカー
  • フェンス
  • フィクサー(Season1)
  • 0.5の男
  • フィクサー(Season2)
  • 事件
  • 湊かなえ「落日」
  • フィクサー(Season3)
  • OZU 〜小津安二郎が描いた物語〜
2024年
関連項目
カテゴリ カテゴリ

韓国版

2015年1月30日から4月7日まで韓国のMBCドラマネットにて、リメイク版が『태양의 도시』(意訳:太陽の都市)のタイトルで放送された。主演はキム・ジュン。全16話。池井戸潤原作の作品で、初の海外での映像化である。

キャスト(韓国版)

  • 主要人物
    • ガン・テヨン(キム・ジュン
    • ソ・ウジン(チョン・ミン)
    • ソ・ヘジン(チョン・ジュヨン
    • ハン・ジス(ソン・ミンジョン)
    • ユン・ソンヒ(キム・ソンギョン)
  • その他の人々
    • パク・ユンシク(イム・デホ)
    • ベ・ミョンジェ(チョン・ハニョン
    • ソ会長(ユン・スンウォン)
    • カンダグ・パク(ソン・ミンソク)
    • ソ・ウンジン(ソ・ジヨン)
    • チェ・デウン(イ・ヒソク)
    • チェ・ユンヒ/チェ・ギジャ(ハ・ユンヒ)
    • ジョ・ミンジュ(ダビ)
    • アン・サンデ
    • キム・ドクヒョン
    • ユ・ピルラン
    • ソ・ジンウォン
    • ジョ・ソンムク

スタッフ(韓国版)

  • 脚本 - ジョン・ジェホン、イム・リラ、パク・ギヒョン
  • 演出 - パク・ギヒョン、チョン・フンスン
  • 製作 - このクリエーション

サブタイトル

日本では現時点で未放映のため、参考までに韓国放映時のサブタイトルを記述する。

放送日 サブタイトル
第1回 2015年1月30日 강태양 복수를 꿈꾸다
(ガン・テヨン 復讐を夢見る)
第2回 2015年1月31日 강태양 엇갈린 사랑이 시작되다
(ガン・テヨン 十字架の愛が始まる)
第3回 2015年2月06日 강태양 부실공사와 마주하다!!
(ガン・テヨン 古い工事と直面する!!)
第4回 2015年2月07日 강태양, 건설 관행에 대항하다!!
(ガン・テヨン、建設慣行に反対する!!)
第5回 2015年2月13日 강태양, 건설 인생 최대의 난관에 부딪치다!!
(ガン・テヨン、人生最大の挑戦にぶつかる!!)
第6回 2015年2月14日 강태양, 을의 반격이 시작되다!!
(ガン・テヨン、巻き返しが始まる!!)
第7回 2015年2月20日 강태양, 윤선희를 만나다
(ガン・テヨン、ユン・ソンヒに出会う)
第8回 2015年2月21日 강태양 해고 당하다!!
(ガン・テヨン 解雇する!!)
第9回 2015年2月27日 강태양의 맑은건설이 설립되다!!
(ガン・テヨンの明確な建設設立される!!)
第10回 2015年2月28日 강태양, 반값 아파트를 실현하다!!
(ガン・テヨン、半額を実現する!!)
特集 2015年3月06日 태양의도시 중간결산
(太陽の都市の中間決算)
第11回 2015年3月07日 반값아파트 만들어 질 수 있을까?!!
(半額のアパートを作成することができますか?!!)
第12回 2015年3月13日 강태양 어머니를 구하기위해 불구덩이로 뛰어들다!!
(ガン・テヨン 母を救うために火ピットに飛び込む!!)
第13回 2015年3月14日 갑의 횡포 동영상, 세상에 공개되다!!
(甲の横暴の動画は、世界に公開される!!)
第14回 2015年3月20日 갑의 횡포를 응징하다!!
(甲の横暴を報復する!!)
第15回 2015年3月21日 역사상 최대 건설규모인 벽란도 프로젝트에 태양의 모든 것을 걸다!!
(史上最大の建設規模の壁とは、プロジェクトへの太陽のすべてをかける!!)
第16回 2015年4月07日 최종회
(最終回)

脚注

[脚注の使い方]
  1. ^ a b 池井戸潤『鉄の骨』講談社、2009年。ISBN 978-4-06-215832-9。https://bookclub.kodansha.co.jp/product?item=0000185602 
  2. ^ a b 池井戸潤『鉄の骨』講談社、2011年。ISBN 978-4-06-277097-2。https://bookclub.kodansha.co.jp/product?item=0000205808 
  3. ^ “吉川英治文学新人賞[受賞作品一覧]”. 講談社. 2019年12月26日閲覧。
  4. ^ “神木隆之介、池井戸原作ドラマ初主演 『鉄の骨』WOWOWでドラマ化”. ORICON NEWS (oricon ME). (2019年11月20日). https://www.oricon.co.jp/news/2149112/full/ 2019年12月26日閲覧。 
  5. ^ “小池徹平さんNHKドラマに初登場!”. NHKドラマ. ドラマトピックス. 日本放送協会 (2010年3月19日). 2020年4月26日閲覧。
  6. ^ a b “神木隆之介と池井戸潤がタッグ! WOWOWで「鉄の骨」ドラマ化、談合の要否描く”. 映画ナタリー (ナターシャ). (2019年11月20日). https://natalie.mu/eiga/news/356126 2019年12月26日閲覧。 
  7. ^ a b c d “内野聖陽、中村獅童、土屋太鳳、柴田恭兵が神木隆之介の主演ドラマ「鉄の骨」に出演”. 映画ナタリー (ナターシャ). (2019年12月25日). https://natalie.mu/eiga/news/360925 2019年12月26日閲覧。 
  8. ^ a b c “神木隆之介の主演ドラマ「鉄の骨」に皆川猿時、橋本良亮、小手伸也、西岡徳馬”. 映画ナタリー (ナターシャ). (2020年2月14日). https://natalie.mu/eiga/news/367084 2020年2月14日閲覧。 

外部リンク

  • 鉄の骨 - 講談社
  • TOKYO Web - 東京新聞による書評 - 2010年5月6日時点のアーカイブ
  • 土曜ドラマ「鉄の骨」 - ウェイバックマシン(2012年5月11日アーカイブ分)
  • 土曜ドラマ 鉄の骨 - NHK
  • 『太陽の都市』 - 韓国MBC
  • 土曜ドラマ 鉄の骨 - NHK放送史
  • 連続ドラマW 鉄の骨 - WOWOW
小説
半沢直樹シリーズ
花咲舞シリーズ
下町ロケットシリーズ
その他の小説
映像化作品
テレビドラマ
映画
関連項目
カテゴリ カテゴリ
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太陽の都市に関するカテゴリ:
  • 2015年のテレビドラマ
  • 文化放送 (韓国)のテレビドラマ
  • 池井戸潤原作のテレビドラマ