石田美也

石田 美也 / Miya Ishida
出身地 日本の旗 日本, 東京都杉並区
ジャンル カントリー・ミュージック
職業 歌手作詞家音楽プロデューサー
担当楽器 ボーカル
活動期間 1997年
事務所 シティライツ音楽事務所
共同作業者 石田新太郎とシティライツ
公式サイト 石田美也公式

石田 美也(いしだ みや / Miya Ishida)は、日本カントリー・ミュージック歌手[1]作詞家音楽プロデューサー立教女学院小学校立教女学院中学校・高等学校立教女学院短期大学英語専攻科卒業。東京都杉並区出身。

来歴

スティール・ギター奏者の父・石田新太郎の影響でカントリー・ミュージックに親しみ、立教女学院中高では聖歌隊で活動。幼少時代より演劇部に所属し、大学時代は早稲田大学演劇倶楽部に参加。学生生活をしながら劇団の舞台活動、テレビ、映画のエキストラに参加し、加賀まりこの兄で演劇プロデューサー加賀祥夫の「父親がカントリー音楽の仕事をしているなら、日本では数少ないカントリーミュージック歌手になったら。」との勧めでカントリー・ミュージック活動開始。

1992-93年にアメリカ・ナッシュビルで開催されたCMAミュージック・フェスティバルLuncheon Showに出演。

1枚目のアルバム『Country Girl』(1997年)をFEI Recordよりリリース。LeAnn Rimesの楽曲「Honestly」の日本語版を歌ったことで、同年プロモーションで来日したLeAnn Rimesにインタビューを行う。 オーストラリアの音楽番組に出演。フィンランド、アイルランドのラジオ番組でも紹介される。石田新太郎とシティライツのリードボーカルとしてデイリー読売に特集が掲載。同時期、カントリー歌手の先輩である宮前ユキから本人がステージで着用していた衣装、ウイリー沖山からブーツをもらうなど、日本のカントリー・ミュージック界の新人歌手として話題になる。

公益財団法人江東区文化コミュニティ財団共催で行う江東区ティアラこうとうのカントリーコンサートは7700人以上の観客動員があり企画制作も行う。

1996年から2002年まで、湘南ビーチFM水曜日担当(当時)長村光洋の前半『カントリー音楽番組「石田美也のHot Country Wave』を担当。CMAのInternational Radio Directoriesとして登録されていた。

2000年にネットアイドルトレーディングカード発売(エポック社)。その他、オンラインマガジン、『HANAKO』、アウトドア雑誌、WEB関連イベント、テレビ出演、ウェディング雑誌、グラビア出演。同年、写真展も開催。

2002年1月、TBSテレビ『ザ・大接待』にいかりや長介ユースケ・サンタマリアらと出演。2枚目のアルバム「HIMAWARI」をリリース[2]。 スポーツ報知、毎日新聞、雑誌『ギターマガジン』で紹介。12月、寺内タケシとブルージーンズのコンサートに出演。結婚、2度の出産時期は活動をセーブしていたが、ティアラこうとうコンサートは継続。アルバム参加等をしていた。

2010年に小坂一也のプロデューサー・小林の依頼でシングルCD「東京カントリーガール/青春サイクリング」を発売。同年より始まる小野ヤスシ主催『ジ・オープリー』に出演(その後、一般社団法人日本ポピュラー音楽協会主催となり歌手出演の他に司会進行担当)。

2012年、フジテレビ『めざましテレビ』に3世代(石田新太郎、自身、娘の美月・美晴)で出演。

2013年、橋本杜のホールにて音楽劇『高橋和也ハンク・ウィリアムズ物語』にてハンクの妻オードリーを演じた。 2014年には新宿文化センターにて再演[3]。高橋HANK和也 & The Driving Cowboysメンバーとしても活動し、幼少から親しむカントリー・ミュージックについて、高橋和也とインタビューを受けている[4]。以前より交流があるトミ藤山からラスベガスで活動していた時代の衣装を託され舞台で着用し[5]、これが縁でトミ藤山の日本コロムビアからリリースした『カントリーヒット』にも収録されている日本語「ボタンとリボン」をレコーディングした。

アール・エフ・ラジオ日本はかま満緒の話のタネ』出演。日本のカントリー・ミュージックの歴史を石田新太郎と共に語る。

2016年、ディレクターJames Payne「極西部Far Western」ドキュメンタリー映画に出演[6](石田家の撮影もあり子供たちも出演したがのちに別のドキュメンタリーで採用されている)。映画は次の受賞とコンペ参加をしている(Winner Best Documentary Jury Prize San Francisco Independent Film Festival/Official Selection IDFA/Official Selection Full Frame Documentary Film Festival/Official Selection Krakow Film Festival)。

2017年、『あいつ今何してる?』出演の他、雑誌コラム掲載、関西、関東、北海道ツアー、芸術鑑賞会、米軍基地(横須賀、厚木、佐世保)出演。「日本のカントリーミュージャン6選」に選ばれる。小坂一也、ジミー時田、宮前ユキ、ハンバート ハンバートについで石田美也が紹介されている[7]

2018年、なぎら健壱のアルバム『町をすぐる風』で「天使がいた街」を歌唱。同年配信でシングルリリース(株式会社ルーツ)。

2022年より「うたおと」シリーズとしてボーカル石田美也とギタリスト飯塚直斗の二人を中心に、全国でアコースティックライブを開始。カントリー・ミュージックを中心にコンテンポラリー・クリスチャン・ミュージック、オリジナルを歌う。1920年代から現在までのアメリカン・カントリー・ミュージックと1960年代を中心に活躍した日本のカントリー・ミュージシャンの歌も語り継ぐ。

2023年、アルバム『THE CITYLITES』(2020年)に収録されている「Jolene(Cover)」がスロベニアで配信1位、ウガンダ、オランダ、スペイン、バーレーン、フランス、ポーランドにもそれぞれチャートインしている。11月、ティアラこうとうで行われる『~舞台芸術をもっと楽しむつどい~サロン・ドゥ・ティアラ』にて初の「カントリーミュージックを楽しもう講座」が講師石田美也で行われた[8]。同年、Country Music Lab (CML)立ち上げ。次世代に日本のカントリー・ミュージックを伝えるべく、研究、実験していく企画グループを結成。

2024年2月28日、J-WAVESONAR MUSIC』のゲストコメンテーターとして「カントリーとポップ・ミュージックの現在地」をテーマに、ビヨンセテイラー・スウィフトらを取り上げ、約1時間のトークを行なった[9]

作品

アルバム

タイトル レーベル 発売日
1st Album Country Girl Teraon 1997年7月11日
2nd Album HIMAWARI[10][11] Citylites Record 2002年5月12日
3rd Album Western Special Best1(西部劇主題歌アルバム) Teraon 2005年4月1日
4th Album Western Special Best2(カントリーミュージックアルバム) Teraon 2009年4月1日
企画 Single 東京カントリーガール/青春サイクリング(小坂一也 Citylites Record 2010年
5th Album THE CITYLITES Citylites Record 2020年7月11日
6th Album THE ROUTES(日本語カントリーアルバム) Citylites Record 2022年7月11日

配信限定シングル

  • We Danced Anyway(作詞:石田美也 (1997年)
  • Honestly(作詞:石田美也 (1997年)
  • Love Song(作詞作曲:石田美也(2015年)
  • 天使がいた街(作詞作曲:なぎら健壱(2018年)
  • HIMAWARI(作詞作曲:石田美也(2020年)
  • 行き先なしの汽車(Fred Foster, Kris Kristofferson, Fumiko Okada)(2022年)
  • In The Garden(作詞:石田美也 2022年)
  • Danny Boy(作詞:石田美也 2022年)
  • Jolene(Dolly Parton 2024年)

脚注

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出典

  1. ^ “石田美也”. 一般社団法人日本ポピュラー音楽協会. 2003年8月3日閲覧。
  2. ^ “J-POPレビュー(2)MIYA ISHIDA "HIMAWARI"”. KILLER MUSIC. 2003年11月15日閲覧。
  3. ^ “新宿文化センター 2014(平成26)年度の主催公演一覧”. 新宿区立新宿文化センター. 2014年12月1日閲覧。
  4. ^ “インタビュー Vol.63僕が憧れていた音楽の源流は、すべてカントリー・ミュージックにあった。それがわかった瞬間から僕らの新しい挑戦がスタートしました。高橋和也|石田美也”. 一般社団法人日本ポピュラー音楽協会. 2018年10月5日閲覧。
  5. ^ “カントリーソングの歌姫たち”. トミ藤山のカントリーブログ. 2015年10月1日閲覧。
  6. ^ “Far Western Directed by James Payne”. filmmovement. 2018年9月1日閲覧。
  7. ^ “日本のカントリーミュージャン6選 本場アメリカにも絶賛される歌手を紹介”. IndiesMate. 2018年9月1日閲覧。
  8. ^ “サロン・ドゥ・ティアラ”. 2023年10月1日閲覧。
  9. ^ “SONAR MUSIC”. 2024年2月28日閲覧。
  10. ^ “KILLER MUSIC”. KILLER MUSIC. 2003年8月3日閲覧。
  11. ^ “B.O.M.Newsletter”. B.O.M.Newsletter #260 2002年5月12日記. 2023年8月3日閲覧。

外部リンク

  • Miya Ishida(石田美也Litlink)
  • 石田美也オフィシャルサイト
  • 石田美也 (@miyaishida) - Instagram
  • 石田美也 (@miya_ishida) - X(旧Twitter)
  • 石田美也:カントリーミュージックラボnote
  • 石田新太郎とシティライツ/ 石田美也
  • 石田新太郎とシティライツ
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