湯州

湯州(とうしゅう)は、かつてベトナム北部にが設置した。現在のランソン省ランソン一帯に設置された。

概要

唐により象郡の地に湯州が置かれた。742年(天宝元年)、湯州は温泉郡と改称された。758年(乾元元年)、温泉郡は湯州の称にもどされた。湯州は嶺南道の容管十州に属し、湯泉・緑水・羅韶の3県を管轄した[1]806年(元和元年)、湯州は廃止された[2]

脚注

  1. ^ 旧唐書』地理志四および『新唐書』地理志七上
  2. ^ 新唐書』方鎮表六
唐朝の行政区分 (740年 開元28年)
京畿
関内道
都畿道
河南道
河東道
河北道
山南西道
山南東道
淮南道
江南東道
江南西道
隴右道
河西道
剣南道
黔中道
嶺南道