リーガ城

リーガ城(Rīgas pils)は、ラトビアの首都リーガにある。旧市街地に位置する。ラトビア大統領官邸として使われている。

リーガ城
Rīgas pils
11月11日の堤防(ラトビア語版)を望むリガ城
リーガ城の位置(リガ市街内)
リーガ城
リーガ城の位置
概要
建築様式 後期古典主義建築
自治体 リガ
ラトビア
座標 北緯56度57分03.42秒 東経24度06分2.29秒 / 北緯56.9509500度 東経24.1006361度 / 56.9509500; 24.1006361
着工 1497
完成 1515
改築 2012–2016
所有者 ラトビア政府
ウェブサイト
www.president.lv
地図
テンプレートを表示


歴史

リーガ城は、リーガ市民とリヴォニア帯剣騎士団の抗争の中で幾度も建設・破壊が繰り返された。1330年、抗争に勝利したリヴォニア騎士団の拠点として建てられたが、その後もリーガ市民と騎士団の対立は続き、一時は騎士団がツェースィスに拠点の移転を余儀なくされた。15世紀末より再び騎士団が優勢となり、市民に荒廃していた城の再建を命じ、1515年に再建が完了した。両者の抗争は16世紀後半に騎士団が消滅したことで終結するが、17世紀前半にはスウェーデン軍によって征服され、18世紀前半になると大北方戦争によってロシア帝国に征服された。第一次世界大戦を経てラトビアは独立を果たし、1922年には初代ラトビア大統領官邸とされた。

2013年に火災に遭い内部の修復が続けられていたが、2016年8月に終了し、現在は再び大統領官邸となっている[1]

ギャラリー

リーガ城

脚注

[脚注の使い方]
  1. ^ 『地球の歩き方 2017〜18 バルトの国々』ダイヤモンド・ビッグ社、2017年、136頁。ISBN 978-4-478-06042-1。 

外部リンク

  • リーガ城の歴史(ラトヴィア語)
西欧
イギリス
アイルランド
  • ドゥーン・エンガス(英語)
フランス
オランダ
ベルギー
  • ディナン城(英語)
  • フランドル伯城(英語)
ルクセンブルク
中欧
ドイツ
オーストリア
  • ハイデンライシュタイン城(英語)
  • フォルヒテンシュタイン城(英語)
  • ホーエンヴェルフェン城(英語)
  • ホーエンザルツブルク城
  • ホッホオスータービッツ城(英語)
スイス
リヒテンシュタイン
ポーランド
チェコ
スロバキア
ハンガリー
スロベニア
  • リュブリャナ城(英語)
南欧
スペイン
ポルトガル
イタリア
サンマリノ
  • ロッカペンネ(英語)
ギリシア
マルタ
トルコ
北欧
デンマーク
スウェーデン
ノルウェー
フィンランド
リトアニア
ラトビア
  • 城郭都市リガ
エストニア
東欧
クロアチア
セルビア
  • カレメグダン城(英語)
ルーマニア
ブルガリア
  • パパ・ヴィダ城(英語)
ロシア
ベラルーシ
関連項目
カテゴリ カテゴリ
典拠管理データベース ウィキデータを編集
国立図書館
  • ラトビア
地理
  • Structurae