モザンビークの国章

モザンビークの国章
詳細
使用者 モザンビーク
採用 1990年
モットー : REPÚBLICA DE MOÇAMBIQUE
「モザンビーク共和国」

モザンビーク国章(モザンビークのこくしょう)は1990年にモザンビーク共和国憲法第194条で定められたモザンビーク共和国国章

意匠

モザンビーク共和国憲法第194条ではこの国章の意匠と意味について規定している。国章はトウモロコシサトウキビで作られたリースに縁取られた歯車が描かれている。中央には赤い太陽で描かれたモザンビークの地図、青いAK-47カラシニコフ自動小銃)との上にクロスされた図案が描かれており、リースには国名(República de Moçambique)が記されたリボンが結ばれている。

トウモロコシとサトウキビは農業[1]を、歯車労働工業[2]を、本は教育、鍬は「小作人と農業生産物」[2]を、AK-47は「防衛と警戒」[1]を表している。赤い星1982年までの旧国章では社会主義を表すとされていたが、現在のモザンビーク憲法においては「モザンビーク人民の国際的な連帯を象徴する」と明記されている。赤い太陽は新しい生命の創造を象徴している[1]

これまでの国章

  • 19世紀以前のポルトガル領モザンビーク島の紋章
    19世紀以前のポルトガル領モザンビーク島の紋章
  • 1930年代のポルトガル領東アフリカの紋章
    1930年代のポルトガル領東アフリカの紋章
  • 1935年5月8日から1951年6月11日までのポルトガル領東アフリカの紋章
    1935年5月8日から1951年6月11日までのポルトガル領東アフリカの紋章
  • 1951年6月11日から1975年6月25日までのポルトガル領東アフリカの紋章
    1951年6月11日から1975年6月25日までのポルトガル領東アフリカの紋章
  • 1951年6月11日から1975年6月25日まで小紋章
    1951年6月11日から1975年6月25日まで小紋章
  • 1975年から1982年までのモザンビークの紋章
    1975年から1982年までのモザンビークの紋章
  • 1982年から1990年までのモザンビークの紋章
    1982年から1990年までのモザンビークの紋章

脚注

[脚注の使い方]
  1. ^ a b c モザンビーク憲法第194条による
  2. ^ a b モザンビーク憲法193条による

関連項目

ウィキメディア・コモンズには、モザンビークの国章に関連するカテゴリがあります。
北アフリカ
東アフリカ
南部アフリカ
中部アフリカ
西アフリカ
その他
海外領土等
  • セントヘレナ・アセンションおよびトリスタンダクーニャ
    • セントヘレナ
    • アセンション島
    • トリスタンダクーニャ
  • イギリス領インド洋地域2
  • カナリア諸島
  • セウタ
  • メリリャ
  • マヨット
  • レユニオン
  • マデイラ諸島
  • プラサス・デ・ソベラニア
  • フランス領南方・南極地域
    • フランス領インド洋無人島群
  • モーリシャス属領
    • ロドリゲス島
    • カルガドス・カラホス諸島
    • アガレガ諸島
  • ブーベ島
  • プリンス・エドワード諸島 (南アフリカ共和国)
各列内は五十音順。
「その他」は国家として承認する国が少ない、または無いものであり、国際連合には非加盟。国家承認を得た国連非加盟の国と地域の一覧独立主張のある地域一覧も参照。
  • 1 一部はアジアに含まれる。
  • 2アジアにも分類される。
関連カテゴリ:Category:国章