マスウェル・ヒルビリーズ

マスウェル・ヒルビリーズ
ザ・キンクススタジオ・アルバム
リリース
録音 1971年8月 - 10月
ジャンル ロック
時間
レーベル RCAレコード
プロデュース レイ・デイヴィス
専門評論家によるレビュー
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ザ・キンクス アルバム 年表
パーシー
1971年
マスウェル・ヒルビリーズ
1971年
この世はすべてショー・ビジネス
1972年
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マスウェル・ヒルビリーズ』(Muswell Hillbillies)は、1971年にリリースされたザ・キンクスのアルバム。アルバムタイトルはデイヴィス兄弟の出身地であるロンドンのマスウェル・ヒルにちなむ。

本作はレイ・デイヴィスの現代生活に対するフラストレーションやストレスが広範な主題の下に表れた物と言える。レイは同様のテーマの下に多くの曲を創り上げてきたが、それらは本作に於いて十分な成熟として表れた。収録曲はロックンロール(「20世紀の人」)からカントリーソング(「はかない監獄」)、ブルース(「灰色の制服を着た奴ら」)、劇場音楽にインスパイアされた作品(「アルコール」)と多彩なスタイルに及ぶ。多くの評論家は本作をグループの「黄金時代」の最後の作品と見なしている。

本作はRCAレコード移籍後初の作品であった。本作を始めとしてバンドはステージ・ショーを前提としたコンセプト・アルバムを連発していくこととなる。

曲目

全曲レイ・デイヴィス作詞作曲。

  1. 20世紀の人 - 20th Century Man
  2. パラノイア・ブルース - Acute Schizophrenia Paranoia Blues
  3. ホリデイ - Holiday
  4. 骨と皮 - Skin and Bone
  5. アルコール - Alcohol
  6. 複雑な人生 - Complicated Life
  7. 灰色の制服を着た奴ら - Here Come the People in Grey
  8. お茶をどうぞ - Have a Cuppa Tea
  9. はかない監獄 - Holloway Jail
  10. オクラホマ U.S.A. - Oklahoma, U.S.A.
  11. アンクル・サン - Uncle Son
  12. マスウェル・ヒルビリー - Muswell Hillbilly

ボーナス・トラック

  1. マウンテン・ウーマン - Mountain Woman
  2. ケンタッキー・ムーン - Kentucky Moon
  • ジョン・ダルトン
  • ゴードン・エドワーズ
  • イアン・ギボンズ
  • ジョン・ゴスリング
  • ボブ・ヘンリット
  • アンディ・パイル
  • ピート・クウェイフ
  • ジム・ロッドフォード
アルバム
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  • キンク・コントラヴァーシー
  • フェイス・トゥ・フェイス
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  • ヴィレッジ・グリーン・プリザヴェイション・ソサエティ
  • アーサー、もしくは大英帝国の衰退ならびに滅亡
  • ローラ対パワーマン、マネーゴーラウンド組第一回戦
  • マスウェル・ヒルビリーズ
  • この世はすべてショー・ビジネス
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