ビー・アンド・ディー

株式会社ビー・アンド・ディー
B&D Co.Ltd.
本社・東野本店(2016年11月)
本社・東野本店(2016年11月)
種類 株式会社
市場情報 非上場
略称 B&D
本社所在地 日本の旗 日本
486-0817
 愛知県春日井市東野町7丁目3番11号2F[1]北緯35度15分56秒 東経136度59分6.8秒 / 北緯35.26556度 東経136.985222度 / 35.26556; 136.985222座標: 北緯35度15分56秒 東経136度59分6.8秒 / 北緯35.26556度 東経136.985222度 / 35.26556; 136.985222
設立 1985年8月[1]
業種 小売業
法人番号 6180001013242
事業内容 ドラッグストア
代表者 代表取締役社長 正木 寛[1]
資本金 3000万円[1]
売上高 270億3,700万円
(2019年5月期)[1]
純利益 5億5100万円
(2023年5月期)[2]
純資産 36億7000万円
(2023年5月期)[2]
総資産 154億7100万円
(2023年5月期)[2]
従業員数 366名
(2019年6月現在)[1]
主要株主 株式会社ツルハホールディングス(100%)
外部リンク https://www.bd-drug.com/
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株式会社ビー・アンド・ディー: B&D Co.Ltd.)は、愛知県においてドラッグストア調剤薬局を運営する企業である。現在は、ツルハホールディングスの100%子会社となっている。コーポレートスローガンは「あなたと一緒に、この街で」。

概要

地域密着を掲げたドミナント戦略名古屋市春日井市を中心にドラッグストアチェーンの「B&Dドラッグストア」を展開する。

元々はCGCグループに加盟していたが、2018年5月に親会社であったビー・アンド・ディーホールディングスがツルハホールディングスに買収されたことにより、ツルハグループの一員となり[注 1]。同年10月に離脱。プライベートブランドも11月以降は「CGC」ブランドなどからツルハグループのプライベートブランド「くらしリズム」や同社の提携先であるイオングループの「トップバリュ」などに切替えた。また、自称業界最高レベルの還元率をとるポイントカードを導入していたが[3]、2018年7月からツルハグループ共通の会員プログラムに移行した[注 2]

独自の取り組みとして、従業員による「手書きPOP」をWebサイトにてプロモーションしている[4]。社内検定を合格した従業員による独特なコメントやイラストで売場を彩っている。

B&Dの由来

1985年に開業した1号店である「サンヨーB&D」が、ドラッグストアに書店を併設していた店舗形態であったことから、「BOOK&DRUG」を略して「B&D」と名付けられた。書籍販売事業は2001年に完全撤退したものの、現在は主力である"化粧品と医薬品"からもじった「BEAUTY&DRUG」の略称と謳っている[5]

沿革

  • 1985年昭和60年)8月 - 株式会社ビー・アンド・ディー設立[1]
  • 1990年平成2年)11月 - 愛知県春日井市に1号店となる「東野店」オープン。
  • 2001年(平成13年)12月 - 書店事業から完全撤退し、ドラッグストア専業となる。
  • 2018年(平成30年)5月22日 - 親会社の株式会社ビー・アンド・ディーホールディングスの全株式を株式会社ツルハホールディングスが取得したことにより、同社の連結子会社となる[6]
  • 2020年(令和2年)5月16日 - 親会社の株式会社ビー・アンド・ディーホールディングスを吸収合併。株式会社ツルハホールディングスの直接子会社となる[7]
  • 2024年(令和6年)5月16日 - 株式会社ツルハに吸収合併される予定[8]

店舗

「店舗案内」を参照

脚注

[脚注の使い方]

  1. ^ 2020年5月に親会社のビー・アンド・ディーホールディングスがツルハホールディングスに吸収合併されたことにより、親会社のビー・アンド・ディーホールディングスの法人は消滅、ビー・アンド・ディーはツルハホールディングスの子会社となった。
  2. ^ ツルハが発行する「ツルハドラッグポイントカード」に準じ、年間の購入金額に応じてポイント倍率が変動する「会員ランクアップ制度」が導入され、杏林堂スーパードラッグストアを除く全国のツルハグループ店舗でも利用が可能となる。B&D独自の施策として、会員ランクが入会した時点で「ゴールド会員」となり、調剤薬局での利用を除くポイント倍率が常時2倍となる。さらに、年間の累計購入金額が10万円に満たない場合でも「ゴールド会員」が維持される。

出典

  1. ^ a b c d e f g “会社概要”. 株式会社ビー・アンド・ディー. 2019年7月14日閲覧。
  2. ^ a b c 株式会社ビー・アンド・ディー 第38期決算公告
  3. ^ “B&Dスタンプカード”. 株式会社ビー・アンド・ディー. 2013年1月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年2月27日閲覧。
  4. ^ “B&D独自の取り組み・プロモーションPOP”. 株式会社ビー・アンド・ディー. 2023年2月27日閲覧。
  5. ^ “経営方針 会社情報 株式会社ビー・アンド・ディー”. 株式会社ビー・アンド・ディー - あなたと一緒に、この街で。. 2019年3月20日閲覧。
  6. ^ 『株式会社ビー・アンド・ディーホールディングスの株式の取得に関するお知らせ』(プレスリリース)株式会社ツルハホールディングス、2018年4月24日。https://www.tsuruha-hd.co.jp/topic/ir/dl.php?id=21712018年5月24日閲覧 
  7. ^ 『当社孫会社による当社子会社の吸収合併に関するお知らせ』(プレスリリース)株式会社ツルハホールディングス、2020年3月3日。https://www.tsuruha-hd.co.jp/topic/ir/dl.php?id=31052020年5月31日閲覧 
  8. ^ 『連結子会社間の吸収合併に関するお知らせ』(プレスリリース)株式会社ツルハホールディングス、2023年12月8日。https://www.tsuruha-hd.com/content/files/topic/ir/2023/231208-01.pdf2023年12月20日閲覧 

外部リンク

  • 公式ウェブサイト(日本語)
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ハピコムグループ
マツキヨココカラ&カンパニー
グループ
富士薬品グループ
サンドラッググループ
WINグループ
ニチリウグループ
 
その他
 
消滅・撤退
  • パワーズドラッグ(富士薬品子会社モリキに吸収)
  • ドラッグトマト・ポテトカンパニー(ツルハに吸収)
  • アルファ(富士薬品子会社の後、東北セイムスに統合)
  • シバタ薬品
  • ジャストドラッグ(富士薬品の子会社になった後、関東セイムス(ジャストドラッグの旧ライズ店舗はモリキに移譲)に統合、屋号は継続)
  • 篠田薬局(富士薬品に事業譲渡)
  • シブヤ薬局(bigドラッグを経営していたがセイジョーに吸収合併)
  • いわい(セイジョーに事業譲渡)
  • コーエイ(住商ドラッグストアーズと経営統合)
  • 東京エコー(破産)
  • 信陽堂薬局(ツルハにドラッグ事業譲渡した後破産)
  • クスリのカツマタ(住商ドラッグストアーズに事業統合)
  • 村山快哉堂
  • ウイング湘南(アイロムロハスに店舗譲渡)
  • 仁天堂(店舗をリバースに譲渡)
  • ドラッグマックス・健康家族(ドラッグマックスに吸収、現マツモトキヨシ甲信越販売)
  • 中島ファミリー薬局(マツモトキヨシ甲信越販売に吸収、屋号は存続)
  • なかや(ウエルシア関東に経営統合)
  • ナガタ薬局(ウエルシア関東に吸収)
  • ドラッグフジイ(ウエルシア関東に吸収)
  • 薬のタムラ(富士薬品、後にモリキに事業統合)
  • くすりの寺田(ツルハに店舗譲渡)
  • 清水ドラッグストアー(倒産後サンドラッグが支援し太陽キャピタルとして経営 → サンドラッグ東海)
  • シーズアンドアーパス白沢ドラッグ東洋薬局(合併してジップドラッグ。屋号は存続)
  • レモン
  • 森山薬局
  • ドラッグストアキリン(東海セイムスに経営統合、屋号は継続)
  • ホップスドラッグ(松ノ木薬品と合併)
  • 松ノ木薬品・神薬堂・マルゼン(ライフォートに吸収)
  • 関西薬品(共栄ファーマシーズに店舗譲渡)
  • 國廣薬品(セガミメディクスに吸収合併)
  • 笹岡薬局 ドラッグコスモ21(西日本セイムスに経営統合、屋号は継続)
  • メディコ21(レデイ薬局と合併。屋号は存続)
  • くすりのありあけ(破産)
  • くすりのみよし(破産)
  • ABCドラッグ
  • 飯塚薬品(スギ薬局に吸収)
  • ニッショードラッグ(キリン堂に吸収)
  • 寺島薬局(ドラッグストア事業をウエルシア関東に事業譲渡、介護事業に特化してウエルシア介護サービスとなる)
  • スズラン薬局セイジョージップドラッグライフォート(セガミメディクスに吸収、現ココカラファインヘルスケア、各社の屋号は存続)
  • スパーク(ツルハに吸収)
  • モリス(ドラッグストア事業をモリスリテールに分社化した後、マツモトキヨシHDの子会社を経てマツモトキヨシ中四国販売に吸収)
  • コダマ(ココカラファインヘルスケアに吸収、屋号は存続)
  • 南天堂(破産)
  • ドラッグストアバイゴー(富士薬品に吸収、屋号は存続)
  • 倉持薬局(カワチ薬局に吸収、屋号は存続)
  • 高田薬局ウエルシア関西(ウエルシア薬局に吸収)
  • 関東セイムス(富士薬品に吸収)
  • ダルマ(マツモトキヨシ東日本販売に吸収)
  • イタヤマメディコ(マツモトキヨシ甲信越販売に吸収)
  • ラブドラッグス(マツモトキヨシ中四国販売に吸収)
  • タキヤ(ウエルシア薬局に吸収)
  • CFSコーポレーション(ウエルシア薬局に吸収)
  • 杉浦薬品(マツモトキヨシに吸収)
  • トウブドラッグ(マツモトキヨシへ会社分割により承継、法人はマツモトキヨシファーマシーズに吸収)
  • リバース(ツルハに吸収)
  • かもめ(ツルハに事業譲渡した後清算)
  • ウエダ薬品(ツルハに吸収)
  • エスロード(東北セイムスに吸収)
  • ノザキ薬品(九州セイムスに吸収、屋号は存続)
  • ドラッグ・オゾン(スマイルドラッグに吸収)
  • ニュードラッグ(クリエイトエス・ディーに吸収)
  • キリン堂薬局(親会社に事業譲渡の上ザグザグのフランチャイズ化)
  • 弘陽薬局(マツモトキヨシに吸収)
  • コヤマ薬局(サンメディックに吸収)
  • クラフト(ドラッグストア事業をサクラドラッグとして分社化しツルハに譲渡)
  • 東北セイムス(モリキに吸収)
  • 一本堂(ウエルシア薬局に吸収)
  • ジュンテンドー(ウエルシア薬局に事業譲渡)
  • 示野薬局(マツモトキヨシ甲信越販売に吸収、屋号は存続)
  • スマイルドラッグ(富士薬品に吸収)
  • 上新電機(ウエルシア薬局に事業譲渡)
  • 金光薬品(ウエルシア薬局に吸収)
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